2025/10/13 お知らせ
【コラム公開】警察への報告義務と実況見分での注意点|会社がドライバーに徹底させるべきこと
新しいコラムを公開しました
長瀬総合法律事務所のコラムサイト「企業法務リーガルメディア」に、運送業に関する新しいコラムを公開いたしました。ご興味をお持ちの方は、下記ページをご覧下さい。
■ 警察への報告義務と実況見分での注意点|会社がドライバーに徹底させるべきこと
交通事故発生後、ドライバーが最初に対峙する公的機関が「警察」です。この警察とのやり取り、すなわち「事故の報告」「実況見分への立ち会い」「供述調書の作成」は、その後の示談交渉や裁判の行方を左右する“公式記録”を形成する、重要なプロセスです。
道路交通法で定められた警察への報告は、運転者の法律上の「義務」であり、これを怠ることは許されません。そして、事故直後の現場で行われる「実況見分」で作成される実況見分調書は、後の過失割合を判断するための重要な客観的証拠の一つとなります。この公式記録の作成過程において、ドライバーが不正確な説明をしたり、不利な内容の書類に安易に署名・押印してしまったりすると、後からそれを覆すことは困難です。会社としては、ドライバーが冷静に、かつ慎重に、事実に基づいて対応できるよう、日頃から正しい知識を教育しておく責任があります。
本稿では、警察への報告義務の重要性から、実況見分、供述調書作成の各段階で、ドライバーが具体的にどう振る舞うべきか、会社として何を指導すべきかについて、法的な注意点を解説します。
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